高濃度グルタチオン点滴（白玉点滴）

グルタチオンは私たちの体内にもともとある、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したペプチドという化合物です。体内のほとんどの細胞に存在し、生命維持に欠かせない成分です。これが20代をピークに、加齢とともに減少していきますが、点滴で補うことで、抗酸化作用、解毒作用、生体の恒常性維持に関わる機能を回復させます。疲労回復、デトックス目的だけでなく、別名で「白玉点滴」と言われてもいるように、アンチエイジング目的の点滴としても使用されており、特に美白作用で知られています。

グルタチオンは胃腸ではほとんど体内に吸収されないため点滴で投与しますが、ビタミンCと併用することで相乗効果が得られることから、当院では通常ビタミンC1000mgを添加しています。これを高濃度ビタミンC点滴に変更することで、更なる効果が期待できますので、ご希望の方はスタッフまでお伝え下さい。

• 注射部位に内出血を起こすことがあります。この場合は消失するまでに2週間前後かかります。注射部位をもんだり、擦ったりはしないでください。
• アルコールに過敏な方・アスピリンなどの易出血性薬を内服している方は事前にお知らせください。
• 点滴時に発赤や血管痛がでる可能性があります。点滴速度の調整などの対策をとらさせていただきますので、すぐにスタッフまでお申し出ください。
• まれに、ほてり感、喉の渇き、動悸、頭痛、吐き気、発疹など引き起こす場合がございますが、一過性です。これらの予防のために点滴前には食事は抜かず、水分を摂ってからおうけください。
• ごく稀に、肝機能障害や低血糖発作（手足の震え、冷や汗）を起こす方がいらっしゃいますので、初回は低濃度（レギュラー）をおすすめしています。